大鹿村騒動記 [國村隼様]
見てきました、新宿で。場所は、新宿ミラノ座です。昨年、「アウトレイジ」の舞台挨拶付き上映を観たところ。そういやああの時は、出待ちなんかしちゃいましたねえ、なあんていう思い出に浸っておりました。
しかし、この映画を見るにはいささか広過ぎます。日曜日のせいか7割ぐらいの人が入っていましたが。
映画は面白かったです。とても個性が強い方々がたくさん出ているのに、それがきちんと調和がとれていていい作品になっていました。
原田芳雄さんの善さんの奥さんの大楠道代さんと逃げて、18年後に戻って治さん役の岸部一徳さん。抜群でしたね。一徳さんってわりとこういう役がはまるんですよね。駆け落ちしそうな雰囲気があるというか…。原田さんと一徳さんの二人がお酒を酌み交わすところで飲んでいたのが「喜久水」。信州、特にこの舞台となっている大鹿村がある伊那地方の代表的なお酒。「ディア・イーター」(これは善さんの経営している食堂の名)で出している馬鹿鍋と一緒に飲んだら美味しいだろうなあ、と頭をかすめていました。
昨年の10月に2週間で撮ったそうですが、あんなに元気で素敵だった原田さんが…やはり寂しいですね。これからまた新たなスタートだと、おっしゃっていたのに。でも、思いが叶った映画ができて、満足されたかな。
パンフレットは映画を見る前に売店に寄ったら売り切れだったのですが、終わったら売っていました。もちろん、買いました。
タグ:大鹿村騒動記
コメント 0