懐かしくて… [ドラマ]
先日、調査のために借りていたビデオを返却に行ったときに目にとまって借りてしまったらすっかりはまってしまいました。大好きだったんです、このドラマ。
1989年にTBSでやっていた小林薫さんと玉置浩二さんの「キツイ奴ら」
元金庫破りの名人で今は、怪しげな商売をしている大曽根吾郎とスケコマしの小山内完二の話で、この完二がヤクザの若親分のママから800万も借りてしまったばっかりに、その借金の返済に奔走するという話。ともかくおかしくて、特に毎回出てくる二人の流しのシーンが最高です。それと金庫破りの道具の封印を切るところとか、観ていたら思い出しました。キバちゃんがヤクザの若親分だったのは全然覚えてなかったけど、結構、いい味出してます。演出が久世光彦さんで、脚本が金子成人さん。面白いわけです。
2005年にやっとDVD化されたみたいなんだけど、今は、販売していないようで、レンタルのみ。Amazonはこのコンプリート版の値がとんでもない価格になっていました。これは「コモエスタ赤坂」だけど、そのコンプリート版でもどうしても著作権の関係で入れられなかったのが、二人が「パラダイス銀河」を唄うシーン。でも、持っている人はいるのですね。youtubeでUPされていました。観たいと思ったらyoutubeで検索してみてね。
玉置が歌が上手いのは当たり前だけど、薫さんがいいのよ〜。どうみても遊んで楽しんでいます。
疲れたときに観るのには最適だわ…。
タグ:キツイ奴ら
最後の晩餐〜遠野一行と七人の容疑者 [ドラマ]
昨夜、テレビ朝日でやっていたドラマ。脚本が井上由美子さん、主演が佐藤浩市さんということでハイビジョン特集を録画しながら見ていました。結論から言うと、「あれ?」でした。キャストも豪華でなかなかの作りなのですが、やはり成宮さんには最初から怪しいオーラが出まくっていまし、ちょっと、道連れ放火をするには、動機がイマイチ弱い。それにこのドラマ、新しい連続物へのプロローグのような雰囲気。遠野(佐藤浩市さん)の奥さんの斎藤由貴さんは、昔の恋人(遠野に逮捕されたARATAさん)とどこかへ行ってしまうのですが、理由も不明で、決着が着いていない。ARATAさんなんか何にもしていないし(笑)。それにラストで警察学校の教官に就任する遠野と学校の前で会う生徒?らしき二人。それが池松壮亮くんと三浦春馬くんですよ。ただで終わるわけないじゃないですか。その警察学校の校長の橋爪功さんも何もしていない。だから皆さん、顔出しという感じで消化不良で終わりました。シリーズ化されるなら、それはそれで別に楽しみですがね。
大河ドラマ「平清盛」を勝手に予想 [ドラマ]
今まで放映された大河ドラマの中で何が私が一番印象に残っている作品かと言えば、1972年に放映された「新・平家物語」。丁度、11歳でしたが、多分、主だった配役は今でもそらで言えると思う。はっきりといろいろな場面も覚えています。有名な清盛(仲代達矢さん)の臨終の場面とか、以仁王(北大路欣哉さん)と源頼政(芦田伸介さん)の最後の場面、信西(小沢栄太郎さん)が穴に隠れているところを見つけられるとや藤原頼長(成田三樹夫さん)が追われて輿の中で討たれるところなど。よく考えるとみんな死ぬ場面ばかり。戦と死が強烈に植えつけらたのかな。
映像は総集編とスタッフが偶然録画した46回と最終回以外は残っていないようなのですが、46回は時代劇専門チャンネルで放映されたことがあるそうなので、機会があれば見てみたい。総集編は販売はされているのに(高い!)なぜか、NHKのアーカイブスでは公開されていない。NHKの基準はようわかりません。それにしてもウッキペディアに配役が出ていますが、しみじみ豪華な顔ぶれだったのを感じます。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%83%BB%E5%B9%B3%E5%AE%B6%E7%89%A9%E8%AA%9E_%28NHK%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%29
で、再来年の大河ドラマはその「新・平家物語」から40年目で「平清盛」です。
さあ、いよいよ國村さん、大河初出演となるでしょうか。2チャンネルなど配役予想では、源頼政とか北条時政か、なんて出ていますが。私は、前にも書いたけれど平忠盛なんかいいと思うんだけど、最初だけですぐ死んじゃうのも寂しいかなあ。源頼政は美味しい役だけど、出演場面は多そうもないし。そうそう、昔の緒形拳さんなどがやった狂言回しのようにところどころ出演する架空の人物で、でも、主人公に影響を与える役とかでもいいなあ。
別にご出演が決まったわけじゃないんですけどね。希望です。
ところで今朝から左目がウサギさんのような目になってしまいました。ほら、白目が出血するやつです。眼科で診てもらったら「結膜下出血」というそうで。ちょっとゴロゴロするけれど痛みなどはないし、自然に治癒するものらしいです。原因は不明。ただ、見た目が派手なので、見た人はちょっとギョッとするみたいです。まあ、友人によると目が疲れていたり、身体が疲れているとなりやすいとか。身体はともかく、目は疲れているかもねえ、使ってますから(笑)
藤田まことさんと必殺 [ドラマ]
元気にお仕事に復帰したと聞いていた矢先の訃報。残念です。先日も「剣客商売」をテレビで見たばかりでしたのに。
私にとって藤田まことさんと言えば「てなもんや三度笠」と「必殺シリーズ」。特に「てなもんや三度笠」は子供の頃、日曜日に欠かさず見ていたのを思い出します。あんかけの時次郎、珍念(白木みのるさん)、蛇口一角(財津一郎さん)。ああ、懐かしいです。
今日は、偶然にも時代劇専門チャンネルで國村さんが登場する「必殺仕事人Ⅴ・激闘篇」の第22回の放映もあり、録画していました。國村さんを見るのが目的だったのに、しみじみ、主水さんを見ていました。最後のお仕事も時代劇専門チャンネルの4月からの必殺シリーズのナレーションだったとか。
ご冥福をお祈りします。
ところで今日の「必殺…」の國村さんの出演シーンはかなり多かったです。娘かどわかし一味の菊次郎という役。だ敵役だったのでもちろん最後は、組紐屋の竜さんの組紐でシュシュシュと引っ張られて、水の中でもがいて…今までで一番派手な仕置きのされ方でした。これで必殺シリーズの未見は、「必殺まっしぐら」を残すばかりになり。
おっと、やはり、國村さんの話になってしまった。
吉備真備と聖武天皇 [ドラマ]
昨日からニュースが広がっている國村さんのご出演新作ドラマ。
NHK4月放送予定の「大仏開眼」。この題名からして、國村さんが演じられる聖武天皇が芯です。だって、大仏建立が聖武天皇の願いだったのですから。そして、主役の吉備真備。実際には吉備真備と聖武天皇では吉備真備の方が年上です。
私は、ちょっと関わりがあって絵巻物のことを調べているのですが、平安時代の絵巻物として大好きなのが「吉備大臣入唐絵巻」。全巻は揃っていませんが、部分的には残っています。ただ、それがアメリカのボストン美術館に。昭和初期にアメリカに渡ってしまったので、日本では観る機会がほとんどありません。確か大阪万博の年に里帰りということで公開されったきりでは。私ももちろん現物はありません。ただ、『角川 絵巻物総覧』などからストーリーの奇抜さや面白さはまるでアニメーションを観るようです。ご興味のある方は、黒田日出男さんが書かれた『吉備大臣入唐絵巻の謎』をお薦めします。興味深いです。
そういえば、今年の3月に野村萬斎さんが「野馬台詩」という新作狂言をするはずなので、今年は、吉備真備がクローズアップされる年なのか。平城京遷都1300年とはあまり関係ありませんが…
海外ドラマの声 [ドラマ]
今や海外ドラマというと韓国ドラマなんかもあるけれど、昔は、アメリカやイギリスからがほとんど。刑事物は好きで、「刑事コロンボ」や「刑事コジャック」なんてよく見ました。それと吹替えの役者さん。コロンボといえば小池朝雄さんだし、コジャックは、森山周一郎さん。ちょっと古いところでは、「アンタッチャブル」の日下武史さん。たまに原語でやっているのを見ると逆に違和感を持ったりしてね。
「シャーロック・ホームズ」も好きでした。シャーロック・ホームズを演じていたジェレミー・ブレッドはホームズ役者としてもNo.1ではないかと思っています。そして吹替えをしていたのが露口茂さん。ヤマさんですよ。最初はどうなのかなあと思っていたけど、だんだん、ぴったりしているように思えてきて、とても良かった。最近、露口茂さんどうなさっているのかなあ。まだ、それほどのお歳ではないと思うんだけど。
と、ここまで出してきた方たちは、吹替えだけでなく、役者さんとして多くの舞台やテレビ、映画にも出ている方たち。
今日、NHKのBS2で「華麗なるペテン師たち」というのをやっていて初めて見たんだけど、面白かった。そこにロバート・ヴォーンが出ているではありませんか。そうナポレオン・ソロです。ナポレオン・ソロも好きだったんだけど、その吹替えが矢島正明さん。この方は本当に声優一筋の方。声を聞けばすぐわかるでしょう。クイズ・タイムショックやオーラの泉のナレーションもやっている方です。芸歴は、53年だそうで、すごい…ほとんどお顔を見せることはないそうです。
もちろん、今日の「華麗なるペテン師たち」のヴォーンの声も矢島さんでした。
タグ:華麗なるペテン師たち 矢島正明
龍馬伝と救命病棟24時 [ドラマ]
午後8時から「龍馬伝」見ました。なかなか面白かったです。最初、キャスディングを聞いたとき、福山雅治さんの龍馬ってどうなのかなあ、と思っていたんですけど、魅力あふれる龍馬でした。惹き付けるものがあります。大森南朋さんも宮迫博之さんもいいです。宮迫さんは、前に「沸騰都市」というNHKスペシャルを見て、ナレーションがすごく良くて感心しましたが、演技も上手ですね。「脱獄王」にも出演していらっしゃるから楽しみです。
香川さんは、まだ正岡子規の顔がちらついてしまいます。
ちょうど「龍馬伝」が終わると同時に「救命病棟24時2010スペシャル」があったので続けて観ました。見始めて、おっ、これはシーズン4の総集編か?ということは、國村さんのご出演場面があるかも、と色気を出して観ていましたが、残念ながら工藤先生のパパのシーンはありませんでした。
ラスト45分が2010年版。特別出演は、夏八木勲さんでした。私、夏八木さんも好きなのでちょっとうれしかったです。久し振りにいやな病院長の役でした。でも、奥さんを小島先生に助けてもらって、感謝しちゃいますが。それにしても次から次へとピンチの場面がやってきます。救命医療はたいへん。でも、大停電はめったにないかな…
進藤先生、今度は、長崎の病院へ旅立って行きました。
江口さんと福山さんを続けて見たせいか、「ひとつ屋根の下」を思い出しちゃいました。のりぴーのことがあるからDVD化されないんでしょうね、きっと。