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落語とクラシック [日記]

 いよいよ、秋のシーズン開始です。そう、音楽会も落語もお芝居も…。
 今日は、昼間は日本橋での志ん輔師匠の独演会、といってもご自分では勉強会と言っているので、初演のもの1本と他1本というラインナップ。本日は、「化物使い」と「明烏」。「化物使い」というのは、人使いの荒いご隠居が、幽霊屋敷に引っ越したもののそこでもお化けたちにあれこれ命令して、とうとうお化けたちの方が根を上げるという話。志ん朝さんの名演があるのですが、志ん輔さんらしく工夫をして、おそらく自分のものにしていくでしょう。「明烏」は、先代の文楽さんの十八番でうぶな若旦那が初めて吉原に行くというたわいない話ですが、それだけに腕がいる噺です。
 夜は、N響の定期公演の初日。ブロムシュテット指揮のシベリウスヴァイオリンコンチェルトとドボルザークの「新世界から」。シベリウスのヴァイオリンコンチェルトは、私が好きなヤッシャ・ハイフェッツで一時、聴きまくった曲。久し振りに生で聴きましたが、やはりいい曲です。
 「新世界から」はあまりにも有名なので、定期公演などでは案外出ません。しかし、今日のマエストロは本当に良かったです。ひとつ、ひとつの音を大事にしているブロムシュテットという指揮者の人柄、温かみを感じました。
 その後は、例によって飲み会でしたが、今日は収穫の多い充実した一日でした。

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