時代劇大好き [國村隼様]
1月6日からスタートした「雲霧仁左衛門3」は、期待通りのなかなか面白そうです。「原作」ではなく「原案」ということが気になっていましたが、安部式部様のお役目が、火付盗賊改方長官ではなく、先手組頭ということぐらいで、基本的にやっていることは火付盗賊改方のお仕事。仁左衛門と雨の中で顔会わせるシーンはいい場面でした。ただ、國村さんの安部式部様がキセルを眺めているとどうも「石川五右衛門」の秀吉がオーバーラップしてきてしまってちょっと困りました(笑)
「BSコンシェルジェ」で中井貴一さんに「お茶目で、甘え上手」と評されていた國村さんが「土曜スタジオパーク」では、貴一さんのことを「おちゃめ」と言っていたのも楽しかったですね。「土曜スタジオパーク」での貴一さんの時代劇に臨む姿勢や話は興味深かったです。佇まいや立ち姿への意識の高さは知っていましたが、瞬きのタイミングまで考えていらっしゃるんですね。
國村さんが「甘え上手に見える」というのはなんとなくわかります。ちょっと思い当たることがあるので…
「BSコンシェルジェ」で突然、出てきた「どんどん焼き」ですが、これは私にとっては懐かしい味です。私の祖父が昔、よく作ってくれたのです。まあ、今から40年以上前の話ですが。國村さんはご存知なかったようですから、東京の昔の味といったものでしょうか。もちろん、黒豆や煮物なんかは入れてませんでしたが。
BSプレミアムでやっていた「たけしのニッポンの芸能史」のテーマも時代劇でした。阪妻さんの「雄呂血」が出てきて、阪妻が私の日本映画好きの原点であったことをしみじみ思い出しました。この「雄呂血」の長回し、ノーカットで撮ったといわれている殺陣シーンは驚異的なものでした。
殺陣の巧い方には、私は、月形龍之介さんと近衛十四郎さんも入れて欲しかったなあ…えっ、渋すぎる(笑)
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