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シネマの手帖 [映画]

 この間の火曜日は、20度近くまで上がった気温が、今日は、昼間でも4度。寒い一日でした。こう日は、温かいものを食べようかなあと思い、お正月にいただいて冷凍してあった鮭を使って粕汁を作りました。今日のお供は、福島県二本松のお酒の「大七」です。
 
シネマの手帖.jpg
少し頭を休めようと、先日買っておいた『暮しの手帖別冊 シネマの手帖(昭和篇)』を熟読。DVDで楽しめる250本の名作ガイドということで、洋画も邦画もほぼ名作と言われているものは網羅されていて、ひとつひとつの解説記事もポイントを押さえていて気楽に読めるもの。観たことがない映画もまあありましたが、だいたいは観ているので、観たときのことも思い出され、懐かしかったです。もちろん、リアルタイムで観たわけではありませんが。
 ちょうど、昨日、CSの日本映画劇場の成瀬巳喜男特集で「あにいもうと」と「浮雲」をやっていたので、録画をしましたが、「浮雲」なんてもう何回観ただろうか…。高峰秀子さんがいいのは当たり前ですが、抜群なのは、森雅之さんだなあ。女ったらしで、どうしようもない男なんだけど、絶対、下品にはならない。恋愛物からコメディまで、どんな役でもこなしてしまう不世出の俳優でしょう。まあ、森さんの話はとまらなくなるのでまたいつか。

 この雑誌の中で「脇役列伝」というミニ特集があり、数多いる名脇役の中から、執筆者の方の好みで5人の役者さんが選ばれていましたが、それが
上田吉二郎さん、浪花千栄子さん、山茶花究さん、菅井きんさん、そして私のご贔屓の原健策さんでした。
なかなかいい趣味しているじゃない、とひとりでうなずいています。
 これを読んでいて知ったのは、伊丹万作監督の昭和11年の作品「赤西蠣太」がDVD化されていないということ。「百萬両の壷」や「鴛鴦歌合戦」がなっているのに、不思議な話です。
 
 しかし、こう雑誌を読むのはあまりいいことではないなあ。また、amazonでDVDを注文しちゃったじゃない。
久々の洋画で、板尾創路さんも大好きだと言っていた「大脱走」です。面白いのです、この映画。
大脱走 (アルティメット・エディション) [DVD]
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コメント 2

おいちん

今この手の本がやたらと出ていますよね。
私も買おうと思いましたが、値段がたっかい(笑)

この昭和篇っていうのは良いですね。
50年代、60年代というくくりは外国映画っていう感じが強すぎて。
脇役列伝、読んでみたくなりました。
高品格さんとか好きだったなぁ。
あと伊藤雄之助さん!息子さんも脇役です。伊藤高さん。
どちらも知らないかな?(笑)

今なら断然木下ほうかさん!あっ中西良太さんも捨てがたい(^^ゞ

by おいちん (2010-02-13 17:35) 

ポケタン

伊藤雄之助さんですか、懐かしい名前ですね。あの馬面(失礼)は一度見たら忘れられません。他にも脇役の方だけで一冊の本ができますからね。
by ポケタン (2010-02-13 22:44) 

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