さかのぼり日本史 [日記]
“Eテレ”という呼び方はどうもしっくりこない。昔、JRのことをE電といわせようとしたことがあったけれど、まったく馴染まずどこかに消え去りましたが、それに近いものがある。やっぱり教育テレビといっちゃいますね。
ところで昨夜、そのEテレで午後10時からやっていた「さかのぼり日本史」というのを見ました。今月のテーマは「藤原氏・権力の源とは」で、昨夜は「忠実の真実・保元の乱」。
「平清盛」を見ていても、なぜ忠実公が白河法皇から遠ざけられたのかという理由が今ひとつはっきりしなかったけれど、娘を鳥羽院に入内させようとしたことが白河法皇の逆鱗に触れたことが理由。そして鳥羽の御代になって復権したが、次男頼長を溺愛し、長男忠通と対立したことなどによって、鳥羽上皇の死後の保元の乱では摂関家を二分した藤原家最大のピンチに立たされる…。しかし、忠実公はその保元の乱でどちらの側にも付かずにどうにか藤原氏の存続を計る、というわけ。その後の忠実公は、京都の船岡山に隠棲し、有職故実についての知識を世に残すことに努めたそうです。
今まであまり歴史の番組では取り上げられことがなかった藤原忠実という人物。やはり國村さんが演じていると思うとなんだか身近に感じられますねえ。
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