「よーいドン」 [國村隼様]
昨年末に神保町の古本屋で1982年の10月から放映された朝の連続テレビ小説の「よーいドン」の原作本を買いました。2冊で500円だったので文句はない。
放映当時なんか見ていた記憶もあるのですが、ほとんど覚えていない。船場の株屋の娘のみお(藤吉久美子さん)は、オリンピックも目指した陸上選手だったが、家が倒産したことなどから道頓堀のお茶屋で働くことになる。やがて、そこの一人息子でトランペット吹きの栄市(曽我廼家文童さん)と結婚してお茶屋を継ぐことになるが、店は乗っ取られてしまい、舞鶴の弁当屋で働き、終戦後、大阪に戻って来て焼け野原でそば屋を始める、というストーリー。原作本を読んでから、NHKの公開ライブラリーで公開している「よーいドン」を見てきました。どうも公開ライブラーの公開方法は「芋たこなんきん」のように総集編が公開されているものもあれば、この「よーいドン」のように総集編がなかった当時のものは第1週目と最終週が6本ずつ公開されています。なんとも中途半端な公開方法でちょっといらいらするのですが見られるだけよしとしなければ。で、肝心の國村さんは公開している中の最終週の148回、149回、150回、152回、そして最終回の153回に登場です。栄市のバンド仲間でベース奏者の米田さんという役。ご本名時代ですね。原作では名前も出てこないので、どうなんだろうと思っていたのですが、セリフもかなりあるし、出演シーンも多く、かなり目立ちます。公開されていない回にも出ているようなので、出演回は多かったようです。大阪放送劇団の若手俳優としてはかなり重要な役を振られていたということがよくわかりました。ベースの演奏シーンも見られるというレアさ。升毅さんも日系のアメリカ兵で、これも重要な役で出ています。
ちょっと面白かったのは、最終回で現在(と言ってもドラマが放映された昭和58年当時ですが)の様子がちょこっと出てくるのですが、おばあさんになった藤吉久美子さんや文童さんの老けがまるでドリフのコントのメイクみたいで可笑しかったんだけど、当時27歳の米村青年の老けは変じゃなくて、なかなか素敵なおじいさんになっていました。14歳も年上の文童さんの仲間って役だというのにね。
ついでに見たのですが「鮎のうた」も最終週156回で出演シーンが見られます。スタジオパークで出たのとは別シーンです。八田商事の社員の役です。上司役で橋爪功さんが出ていました。この「鮎のうた」も見ていたと思うのですが、これもほとんど覚えていないなあ。
私もNHKに行って見ました。
リアルタイムでもちらっとみた記憶があります。
田舎の祖母は朝ドラをずっと欠かさず見ていて、多分春休みに最後の週の放送だったと思います…祖母がストーリーを教えてくれ一緒に見ました。
ゴールへのマラソンシーンが印象に。
あの時まさかファンになるとは思いもよらず(笑)
鮎のうた共々全編見たいです。
by 猫 (2012-02-08 07:23)
>鮎のうた共々全編見たいです。
わたしもです。やはり期待はチャンネル銀河でしょうかね。
by ポケタン (2012-02-09 01:29)