何も言うことはないのだが… [國村隼様]
「SWITCHインタビュー達人達」は本当にいい番組でした。仕事の分野は異なっていても共感し合えるものを持った達人同士の対談。物作りという点で共通していますものね。
國村さんファンとしては設計図=台本を見ることができたのは何よりでした。常におっしゃっていますが、演技の答えは台本にある、それをいかに読むかということ。台詞ひとつ、ひとつ、その言い方に至るまで、それをどう自分の役としてとらえていくのか。
「メイドインジャパン」のあのキムラ緑子さんとのシーンも、台本では抱きつくだったのが、やってみたら膝枕になっていたというも、お二人の呼吸でそうなったのでしょうが、ああしてあのドラマの中でベストのシーンができあがったんだと。
印象的だったのは「日常との切れ目がない、常に演じている」と。だからたまにおひとりで元気をもらいに自然の中に行きたいんだなあ…それ以外は國村隼さんは日常でも國村隼さんで、そこにはもう米村嘉洋さんはいないののだなと…
「渇き」では、あの精神科医の役なんですね。原作、読んじゃったんだけど…國村さんとしては新鮮な役かも…
ともかくとても深みのある内容のある1時間でした。しかし、あまりにも浸り過ぎて、この方のファンである幸福感とまたちょっと複雑な感情が綯い交ぜになっていて…私は腑抜けです…意味不明ですが
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