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イーリングコメディ [映画]

 残念ながら、昨夜の予測通り、三軒茶屋駅のドリトルの看板は今朝はなくなっていました。空白の枠が寂しい…。通勤の楽しみを奪われました(泣)
 
 ということで、今日は、珍しく、洋画ネタ。
 先週の金曜日の朝日の夕刊(連載)に出ていた三谷幸喜さんの「ありふれた生活」。「1人8役のギネスに興奮」という記事。ギネスって、アレック・ギネスのことだ!私は、アレック・ギネスが大好きで、昔、ニューヨークに行ってときに古本屋でろくに読めないアレック・ギネスの伝記と評論本(英語版)を買って喜んでいました。イギリスを代表する名優ですが、なにせ地味で、日本での公開映画も少ない。最近(と言っても昔)では「スターウォーズ」のオビ・ワン・ケノービですが、ギネス自身はあまり嬉しくなかったようですが。それと「戦争にかける橋」とか「アラビアのロレンス」。ともかく変装好きの凝り性の俳優なのですが、その中でも、極めつけはこの記事の中で三谷さんも観たがっていて、思わず買ってしまったという「カインド・ハート」。私もその伝記の中で写真付きで紹介されていて、ぜひ観たかったのですが、日本未公開。当時はビデオにもなっていなかったので、今回、ついにDVDになっていると書いてあるのを読んで早速注文…としようとしたのですが、Amazonでも、どこでも品切れ状態で、入荷待ち。仕方なく、もうひとつの「白衣の男」を注文し、届きました。
 アレクサンダー・マッケンドリックは「マダムと泥棒」(これも傑作)の監督でもあるので、すごく楽しみです。これら一連がイーリング(イギリスの映画会社)コメディと言われるもの。ほとんどがギネスが主演です。
 それにしても「カインド・ハート」はいつになったら観られるのか。TUTAYAで探してみようかなあ。

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