鶴瓶噺 [日記]
世田谷パブリックシアターでやっている「鶴瓶噺」に行ってきました。急遽、行くことになったのにまさかの最前列。ちょっと首が痛くなったけれど、目の前の鶴瓶さんとやり取りしちゃいました。ビデオ撮りが入っていたので、どこかテレビでオンエアするのだろうか。しかし、テレビで出せるネタじゃないと思うけど。
今回のテーマは「縁は奇なもの」ということで、予定の時間を20分程延びながら2時間半笑わせてもらいました。で、見たことがある方はご存じでしょうが、ここ最近の「鶴瓶噺」は最後のエピソードの後にそれの再現ドラマが付く。ドラマと言ってもセリフは字幕で、スライドショーのようなスラップスティックコメディ調。サプライズゲストが出演していて、一昨年は三宅裕司さんと小沢仁志さん。
今年は高校生の時に修学旅行で同宿になった女子高生の部屋を覗きに行って天井から落ちたエピソードだったんですが…
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ショック… [日記]
今シーズン最初の野球観戦は、神宮球場。ものすごく寒くて、ビールも飲まず、というか飲む気にもならず、ラーメンをすすりながらでした。結果は、気候同様のお寒い内容で敗戦。
そんな気落ちして帰って来たところでもっと呆気にとられた蟹江敬三さん死去のニュース。昔からファンでした。
以前は凶悪犯役などが多かったけれど、最近はほとんどが善人役。「あまちゃん」の忠兵衛さんや「鬼平」の小房の粂八など。「鬼平」の中でも粂さんが平蔵の密偵になる「血頭の丹兵衛」の話は特に好きでした。簑火の喜之助の島田正吾さん、丹兵衛の日下武史さんも良かった。でもなんと言っても蟹江さんでした。昨年のスペシャル「見張りの糸」では久々に主役で、あんなに元気だったのに。一昨年の「剣客商売 御老中暗殺」ではナレーションをされていましたよね。「ガイアの夜明け」のナレーションは今年になってから少し休んでいらして、ちょっと気にはなっていたのですが…まさか。
まだ69歳。またいつか蟹江さんの舞台が見たいと思っていたのに…叶わなくなってしまってとても残念です。だめだ…ショック過ぎる。
ご冥福をお祈りします。
雪のバレンタインデー [日記]
東京では45年振りの25㎝超えの積雪となった2月8日から一週間も経たないうちにまた大雪です。豪雪地帯で生活なさっている方たちから見れば、なにをやっているのだ、と思われるでしょうが、なにせ雪に慣れていないので致し方ありません。今も深々と降っています。
それは地球でもっとも偉大な力
それは魂の音楽
遊ぶ時間を持ちなさい
愛し、愛される時間を持ちなさい
与える時間を持ちなさい
それは永遠につづく若さの秘密
それは神が与えてくれた特権
自分勝手になるには、一日は短すぎる
読書する時間を持ちなさい
親しくなるための時間を持ちなさい
働く時間を持ちなさい
それは知識のわき出る泉
それは幸福へつづく道
それは成功の価値
施しをする時間を持ちなさい
それは天国へと導く鍵
マザー・テレサ
そんな雪で迎えたバレンタインデー。皆さん、どんな風に過ごしましたか。私はこの言葉が心にしみました。
考える時間を持ちなさい
祈る時間を持ちなさい
笑う時間を持ちなさい
それは力の源それは地球でもっとも偉大な力
それは魂の音楽
遊ぶ時間を持ちなさい
愛し、愛される時間を持ちなさい
与える時間を持ちなさい
それは永遠につづく若さの秘密
それは神が与えてくれた特権
自分勝手になるには、一日は短すぎる
読書する時間を持ちなさい
親しくなるための時間を持ちなさい
働く時間を持ちなさい
それは知識のわき出る泉
それは幸福へつづく道
それは成功の価値
施しをする時間を持ちなさい
それは天国へと導く鍵
マザー・テレサ
そうか、そうか [日記]
朝ドラの「ごちそうさん」に出ている西門希子役の高畑充希さんってどこかで名前を見たことがあるなあと思っていたらFMシアター「ヒッチハイク」での美奈子というあのパイロットを目指していた女子高校生役の方でした。「ヒッチハイク」、好きなんですよね。國村さんのトラック運転手の室岡さんがすごく良くて。iphoneに入れているので今でも新幹線などで遠出するとき聴くことがあるんだけど、そうだ、明日は遠出だ…
異常?正常? [日記]
今日は年に一度の職場での健診日でした。昨年もそうだったのですが、どうも血圧が高い。今回は3回も機械で測られ、測れば測るほど上昇。で、水銀計で測る少し落ち着いて下がってきましたが、再検査送りになってしまいました。ああ、いやだ。
次に聴力検査。これも高い音も低い音も左右両方とも異常とのこと。えっ?なんで?極めつけは問診の医者が酷かった。ろくに話なんか聞きゃしない。
あまりのぼろぼろの健診に頭にきて夕食を一緒に食べた友人に愚痴っぽくこのことを話すと、
「血圧は年齢のせいもある。しかし、最近、興奮状態になることが多くないか?」と。→覚えあり
また「聴覚異常はいい声の聴きすぎで、他の異音をシャットアウトしているのではないか?」と。→覚えあり
自業自得ということですかね。
皆様もどうぞご自愛ください。
京都にて [日記]
盆休みの最後に京都五山の送り火に出かけてきました。私が行くのは30年振りぐらいかなあ。決して、國村さんを追いかけて行ったわけではありません(笑)
暑かったですが、そんなことは承知の上。東山から順々に火が灯っていくのはやはり壮麗な眺めです。手を合わせて眺めていました。
さて、1泊だけだったのですが、母も連れていたのでもっぱら兄の家でのんびり。本屋に行って本日発売の『ピクトアップ』と時代劇特集が載っているという『サライ』を購入。なんでわざわざ京都で買っとるのだ、私は。『ピクトアップ』は園子温監督と國村さんの対談。プレゼントに國村さんのサイン入り写真がありますが、当たるのは1名。ははは、当たりっこないじゃない。
『サライ』には時代劇専門チャンネルの広告があって「老盗流転」のお写真もあったのがうれしかったですね。8月28日〜9月9日に銀座松屋で開かれる「池波正太郎展」では「老盗流転」のブースが設けられるとのことです。これも楽しみです。
さて夕方、京都に帰省していた姪も静岡に今日、戻るというので一緒に京都駅に向かったのですが、せっかちの母がどうしても早め人行くと聞かないので、18時30分の新幹線だというのに30分も早く駅に着いてしまいました。しかし、お盆帰省から戻る人々で駅は大混雑。姪がお弁当を買いに行っているのを兄と母と私でしゃべりながら待っているその目の前を…えっ?國村さん!
サングラスを掛けて白いポロシャツ姿でいつものように颯爽と通り過ぎて行かれました。どうもどちらからか京都に着き、そのまま八条口の改札口へ。今、京都で「雲霧仁左衛門」の撮影だからいらしたりして…なあんて実はちょっと思ってはいたのですが、まさかほんとうにお見かけするとは…あっ、お声をお掛けするなんて余裕はありませんでしたから。我目を疑って舞い上がったしね。
兄曰く「なんかすごく格好いいなあ…」と。
母は「やっぱり俳優さんってオーラがある」と。
せっかちの母とお弁当を買いに行って待たせてくれた姪に感謝です(笑)
運はまだ続いているか。
國村さんもお元気にお仕事がんばっているから、私も明後日からまた自分の仕事をがんばろうっと!
タグ:國村隼
讀賣新聞夕刊 [日記]
今日(正確には昨日)の讀賣新聞の夕刊はかなり充実した内容。至るところに國村さん関連と言えば言えなくないような記事がたくさんありました。
まず映画紹介欄は「少年H」。かなり褒めています。
広告には「少年H」と「風立ちぬ」。「風立ちぬ」にはベネチア国際映画祭コンンペティション部門出品決定という文字。
それから「したまちコメディ映画祭」の案内広告。したまちコメディ映画祭の一般前売は10日から。
そして「御巣鷹 歯科医3代の誓い」という記事。これは「尾根のかなた」で國村さんと伊勢谷さんが演じられたご家族の話です。お孫さんも警察歯科医として働かれているお父様の姿を見て同じ警察歯科医を目指していらっしゃると。警察歯科医になられたお父様は、日航ジャンボ機の事故以後も阪神淡路大震災、JR福知山線事故などでも現場で身元確認のお仕事をなさったそうです。
あの1985年8月12日からもうすぐ28年。
8月9日は長崎の原爆忌の日。
思い起こせば… [日記]
またこの日がきました。誕生日です。1年に1回は当たり前なのですが、ちょうど1年の半年を過ぎた時なので、自分のその年の上半期を振り返っています。
早々に今年の願いがコロッと叶ってしまい、これからの目標は何に置いて暮らしていけばいいのか…などという殊勝なこと少し考えていましたが、まあ、自分の思いを地道に達成していこうと。
私に命を与えてくれた両親には感謝しています。初めて映画館で観たのは父に連れって行ってもらった「阪妻映画祭」でした。今、考えると自分が観たかっただけだとは思いますが、映画って面白いと思わせてもらいました。母は日本舞踊をさせてくれました。これで歌舞伎や文楽が好きになりました。きっかけをどうするかは自分の気持ち次第だと思っています。
これからの今年下半期は國村さん的には公開映画が5本。それも主演が2本!ドラマもあるし。これで突き進まなければいつ進むんだ!これで秋にトラちゃんファンたちとも歓喜の美酒が飲めればいうことないかな、ってこれって贅沢かな(笑)
それではご縁を大切に、統一性ゼロのこのブログともどもこれからもよろしくお願いしま〜す。
様々な関係が交差する日 [日記]
突然ですが、ただいま両国国技館では5月場所の真っ最中。えっ?そんな時にほんとにいいのというお誘いに乗って、初めて、相撲部屋にお呼ばれしてきました。昨年、ある方を通して知り合った方がいわゆるタニマチの方。それも私が昔からファンだった安芸乃島、現在の高田川親方の。ちゃんとその事を覚えていてくれて、高田川部屋でちゃんこをご馳走になることになったのです。実は、2月もお誘いがあったのですが、その時は國村さん関係イベントがあって断念。今日は、ど緊張しながらもご一緒させていただきました。
もうひとつは、別の関係からある飲み会がセッティングされるという連絡あり。これも私が國村さんのファンだと言いまくっていたお陰です。念のために、國村さんとではありません(笑)
「人生、出会うべき人には必ず出会う。しかも、一瞬遅からず、早からず。しかし、内に求める心なくば眼前にその人ありといえども縁は生じず」(森信三)
信じてみるか、この言葉を。
ご無沙汰 [日記]
1週間ぶりの更新です。この間、それなりに忙しくしておりました。
昨夜、読了したのはこの本。
14日にはシアターコクーンの「あかいくらやみ」を観てきました。維新直前の水戸天狗党の乱を描いた山田風太郎の「魔群の通過」をベースに長塚圭史さんの作・演出の舞台。もちろん長塚さんもでていらっしゃいますが、主役は小栗旬さん…ということになっていますが、真の主役は小日向文世さんの武田金次郎ではないかと。武田金次郎というのはこの天狗党の頭領・武田耕雲斎の孫で行軍に加わりながらも断罪を逃れて生き残ってしまった人物。舞台は昭和20年の終戦直後のある宿屋。そこで現世と過去を行き交う人々。天狗党のことを知らないと難解な部分もややあるかもしれませんが、それは戯曲と役者の力量でとても面白い舞台になっていました。それにしても小日向さんはすごい。老人と少年を扮装もメークも替えず行き来してしまう。そしてもうひとり白石加代子さん。圧倒的な存在感でした。2時間半飽きることなく集中できました。しかし、この間の「おのれナポレオン」もそうだけど、2時間半ぐらいだと休憩なしの舞台が多くなりました。
昨日は、神楽坂での落語会。居酒屋の3階の大広間を貸し切ってなので、ごく内輪ばかり。この大広間、落語の後はただの宴会場になるのです。そこで志ん輔師匠から伺ったのですが、この1月に手術をして入れた人工関節。人工関節にも寿命があるそうで、その寿命は25年とのこと。これで85歳までは元気に落語ができます、とのこと。ファンとしても安心しましたね。でもね、手術前でも高座では股関節がそんなに悪いなんてことは感じさせてなかったんです。プロはすごいです。
昨夜、読了したのはこの本。
ある理由から読もうと思ったのですが、内容がかなりハードな上、2段組500頁はそれなりにきつかったです。昭和39年という時代。東京が、いや日本が一変したこの時を犯人と刑事の両方の視点から鮮明に描いています。文庫版の上下本でも出ていますが、できればこの単行本をお薦めします。ネタバレはしませんが、読んで損はないです。
そしてもうひとつは現在発売中の「和楽」5月号。
歌舞伎座杮葺の関係でかなり多くの特集雑誌がでていますが、これがピカイチ。なんと言ってもこの表紙ですよ。十五代目の市村羽左衛門。戦前に花の橘屋と謳われた名優です。中の「歌舞伎名作十演目」という特集のところでも当代の役者たちではなく近代の名優たちの写真を使っているところなんぞ、なかなかのセンスです。お岩を演じている六代目尾上梅幸の写真なんかもう恐くて、恐くて…。ちなみにこの六代目尾上梅幸は昭和11年に亡くなっていて映像もほとんど残っていないのですが、写真はかなり残っていて10年程前に『女形冩眞帖』という本が出ました。私にとっては今でも時間があれば眺める写真集のひとつです。玉三郎さんも女形の型はこの方を手本にしているそうです。
ああ、ダラダラと長々書いちゃった。