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南極料理人 [映画]

 久し振りの映画館。前売りも買っていたし、ファン友のバルタンさんがエキストラ出演をしていらっしゃるということもあり観てきました。
 
 1997年南極。内陸に位置するドームフジ基地。ここで1年間の観測生活を送る隊員8人。ペンギンもアザラシもいない白い世界…隊員たちの一番の楽しみは、食事。誕生日やちょっとしたイベントがあると御馳走が出ることもある。特に大きな事件が起こるわけではなく、生活と観測の時間はたんたんと流れていく。
 堺雅人さんは海上保安庁から派遣された料理人・西村淳。他に雪氷学者の本さんに生瀬勝久さん。タイチョウで気象学者にきたろうさん。ドクターに豊原功補さんなど。個性的で魅力的なキャスト。
 
 とても面白かったです。みんなが美味しそうに食事をするところを、嬉しそうな表情で見ている堺雅人さんが素敵でした。それにともかくおかしくて。こういう雰囲気の映画は大好き。伊勢エビのシーンには笑いながらも微笑ましくなりました。出てくる食事がみんな美味しそうで。堺さんの一押しはおむすびだったそうです。
 思わず、この暑いのに帰りにラーメン屋に寄ってしまった!

 バルタンさんのシーンは…わからないけどキーワードは「トライアスロン」のような気がするんだけどいかがでしょうか(笑)

タグ:南極料理人
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無法松の一生 [映画]

 日本映画専門チャンネルで放映していたのを観ました。この映画、私はいったい何回観たのだろうか。TVでやるたびに観て、まあ、あまりにも旧い映画なので映画館ではあまりやらないから。
 この映画を初めて観たのは、小学校6年生ぐらい?父に連れていってもらった「阪妻映画祭」でした。この映画と「血煙高田の馬場」。ともかく鮮烈でした。別に戦前の話ではありません。

 「無法松の一生」は、戦後、何回か再映画化されているが、やはり、この映画がナンバーワンだと思っています。
 1943年の作品ですから、画質も音声も悪いけれど、それを上回る映画としての質の高さ。そして宮川一夫というカメラマンの巧みなカメラワーク。
 阪妻という時代劇の大スターが初めて現代劇に出演した作品ですが、阪妻さんは、車引きに車の引き方を習い、生活まで車引きそのままにして撮影していたそうです。
 この映画をこの時期に観ると、どうしても戦争の影を感じずにはをえない。松五郎が生涯をかけて世話をする吉岡敏雄とその母良子。この未亡人良子を演じた園井恵子さんは、慰問先の広島の原爆で亡くなり、映画の重要なシーンは、戦争中の検閲でカットになり、また、戦後も今度は、GHQによって別のシーンがカットになっている。しかし、それでも後世に残る映画。
 宮川一夫さんの遺品の中から発見されたGHQがカットしたシーンを特典映像として加えられたDVDが発売されています。
無法松の一生 [DVD]
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役所広司さん [映画]

 今朝のNHKの番組に生出演というので、録画しておいて見ました。初監督作品の「がまの油」の公開が6月6日からですものね。
 トーク番組はあまりお得意ではないのに、一生懸命、話してらして…
 学生時代は、フォークにこっていて、吉田拓郎さんのファンだったそうです。
 無名塾の入塾式に寝坊して2時間遅れて、仕事の合間をぬって式にいらした仲代さんにはその日はとうとう会えなかったそうです。仲代さんから「有名になっても、普段は、楚々とした生活をするように…」というメッセージに真剣に頷いていたのが印象的でした。いくつになっても師匠は師匠なんですね。
 このNHKの毎週金曜日の朝にやる「この人にときめき」というコーナーは、生放送だけになかなかスリルがあります。うまく合わせてくれる人やら気ままに話してしまう人やらで。
 安野光雅さんは、「想いでの味」ということで永井アナウンサーが出してきた物を「これは別にまた食べたいと思ったわけではなくて、記憶に残っているものというだけ」と、一蹴してしまっていました。安野さんらしいです。

タグ:役所広司
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映画 [映画]

 私が、毎日、毎日、國村さんの出演映画のことばかり書いているのを読まれて、呆れているかとは思います。
 昔から、あるものにのめりこむと、徹底的に調べてみたくなる癖があるようです。
 大学生のときに阪妻にはまり、それともに戦前・戦後の日本映画にのめりこみました。その頃は、レンタルビデオ屋もありませんでしたから、もっぱら「ぴあ」を頼りに名作座を渡り歩き、多いときには月に20本近く見ていました。映画から多くのことを学び、憧れました。
 社会人になってからは、映画は少し、ご無沙汰になってしまいました。
 それこそ、最近は、仕事や家族の病気のことなどもあったので、映画館に行くどころか、レンタルビデオ屋に行く気力、いえ、何かをするという気力が失せていたのです。
 それが國村さんに出会い、國村さんのおかげで再び映画館に足を運ぶ機会が増え、DVDを借りたり、Amazonを利用して出費も増えましたが、もしかすると見逃していたかもしれない、「グラン・トリノ」のような名作を見ることができ、昔、持っていた映画に対する情熱を思い出させてもらいました。
 そして何よりもブログという1年前の自分だったら想像もつかなったことを始めたことで、今までだったら、自分の中だけにしまいこんでいたことを聴いてもらえることに、安らぎと喜びを感じ、停滞していた私の人生が動きだした気がします。
 
 ぐだぐだと長く書いてしまいましたが、本当に率直な気持ちです。私を受け入れてくださったすべての方、そして國村隼さんという素晴らしい俳優さんに感謝しています。
 
 さあ、明日からまた鑑賞記録しちゃいますよ(笑)。
 
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あせる! [映画]

 今朝、なにげなく新聞を見ていると、映画上映情報のところに「グラン・トリノ 5月8日迄」という文字が。えええ、始まったばかりのはずなのに何で?でも、私は、6日はだめ。7日、8日は仕事と会議。ということは、今日しかない。おまけに私の持っている前売りチケットは、渋谷の映画館限定のもの。行くしかない!
 というわけで、不要不急の用なので、渋谷に出かけていきました。
 映画館の前に着いて、上映中案内を見る。「レッド・クリフⅡ」「バーン・アフター・リーディング」…。確かにこれらは見ようと思っていた映画だけど、今日は,「グラン・トリノ」なんだけど。
やってない…
 

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魔界都市 [映画]

 先日、京都に行っていたということは書きましたが、土、日とも雨。まあ、いつものことですが。
 仕事を終えて、日曜日の帰りの新幹線では、らくたび文庫の「京都・魔界巡り」というものを読みました。私、この手の本好きなんです。安倍清明とか早良親王。怨霊を封じる!京都にはそういう話はごろごろしてますね。
 で、きょう、
 
 

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